2度目の緊急事態宣言、高島屋社長「全館休業は考えず」

村田善郎氏インタビュー

  • 0
  • 0
昨年4月の緊急事態宣言で食料品売り場以外で休館した(日本橋高島屋公式インスタグラム)

―緊急事態宣言にどう対応しますか。

「行政からの要請に準じた対応を取る。フロアで独立営業できる大型テナントも含めて、原則20時閉店とする。百貨店、ショッピングセンターを含め、お客さまを安全にお迎えできる対策を講じて店舗を運営していく。前回の発出時のような全館休業は考えていない」

―出店しているテナントの賃料減免は予定していますか。

「テナントと信頼関係を築き、お互いに助け合ってきた。テナントの経営が厳しいのは承知しており、一律減免ではなくこれまで通り個別の状況に応じて対応する」

―昨秋から業績回復基調が見え始めていた中、今回の発出で外出自粛も増え、業績悪化が懸念されます。

「楽観的にはみていないが、かといって悲観的になっても仕方がない。安心して楽しく買い物できる状況を整え、必要火急な商品を提供できるようしっかり応えていく。現段階では閉店やリストラは考えていない。今後も高島屋という百貨店事業を核に、複合的な施設を展開することに変わりはない」

―新型コロナ禍の影響はいつ頃まで続くとみていますか。

「新型コロナの収束には最低でも2―3年はかかるだろう」(編集委員・丸山美和)

日刊工業新聞2021年1月8日

キーワード

関連する記事はこちら

特集