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カシオの新しい専用電卓、第1弾は「医療」向け

カシオ計算機は17日、電卓の新分野として特定の職種の業務負荷を軽減する「専用計算電卓」を展開すると発表した。第1弾として薬剤師や看護師、栄養士向けの全3機種を2021年1月22日に発売する。利用頻度の高い9―11種類の計算式をプリセットした。価格は5000円(消費税抜き)を想定している。

業務負担の軽減や計算ミスの防止を図る。例えば滴下数を輸液量から計算する場合、看護師電卓「SP―100NU=写真」を使うと一般的な電卓と比べて操作が3工程減る。現役の看護師や専門家と機能を開発しており、栄養士向けはタニタ(東京都板橋区)と共同開発した。大きさは幅70ミリ×奥行き118.5ミリ×高さ8.6ミリメートル。スマートフォンを持ち込めない場所に携帯しやすく、抗菌加工も施している。

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