操作盤に手をかざして入出庫、IHI運搬機械のタッチレスシステムがスゴい!

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非接触で安心感と利便性を両立(操作イメージ)

IHI運搬機械(東京都中央区、桑田敦社長、03・5550・5321)は、機械式駐車装置の操作盤に触れることなく入出庫できる技術を開発した。ボタンや画面の操作をなくし、手をかざして利用する。新型コロナウイルス感染症の拡大で非接触のニーズが高まっており、安心感と利便性を両立する。2021年度に新設の機械式駐車装置20基への導入を目指す。

接触せずに使える「タッチレス操作盤」を21年1月5日に発売する。運転手が同操作盤にICカードをかざした後、指示に従って手をかざして操作すると、車室が呼び出されて出入り口の扉が開機械式駐車装置き、入出庫できる。手指の接触で新型コロナに感染する不安感の解消につなげる。

これまで操作盤には安全確認などのために複数のボタンを取り付けていたが、手をかざして一連の作業が完了することで使い勝手も高めた。機械式駐車装置に非接触の操作盤を取り入れるのは業界で初めてという。

展開しているすべての同装置を対象に、オプションとして提供する。価格は個別見積もりだが、費用は従来の操作盤と変わらないようにした。新設に加え、既設の駐車装置の新型コロナ対策のニーズも取り込む。またIHI運搬機械の子会社は同4月から、2・多段式駐車装置向けに同操作盤を提供する予定だ。

IHI運搬機械は人工知能(AI)を利用した出庫待ち時間の短縮など、利便性を高める機能を提供しており、新常態の生活様式にも対応する。

日刊工業新聞2020年12月16日

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