島津がX線撮影装置にパワーアシスト搭載! 医療現場の負担を軽減

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医療従事者は1キログラムほどの力で、スムーズに撮影装置の位置合わせができる

島津製作所は医療従事者の作業負担を軽減する独自パワーアシスト技術を載せたエックス線(X線)一般撮影システムを発売した。撮影室の天井レールにつり下げた約300キログラムのX線撮影装置の位置合わせ時に、人が前後、左右、上下に動かす力の向きを瞬時に検知し、複数の内蔵モーターでアシスト。医療従事者は1キログラムほどの力で、スムーズに撮影位置へ動かせる。

新製品は「RADスピードプロスタイルエディショングライドクラス」。消費税抜きの価格は2700万円から。販売目標は年約300台。

センシング、ショック軽減、バランス、安定制御、トルク制御の各技術を駆使し、重量物の手動操作をアシストする独自技術「パワーグライド」を開発した。多くの病院でX線一般撮影装置は体のあらゆる部位の画像診断用途で使われ、日々の稼働率も高い。照射範囲を数ミリメートル単位で合わせるなどの操作が要る。パワーアシストで作業負担を軽減するほか、作業時間短縮も見込める。島津は同システムの国内シェア首位。

日刊工業新聞2020年12月2日

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