登録車10万台超へ、でっかくなった新型「ソリオ」でスズキの執念は実るか

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5年ぶりに全面改良した小型車「ソリオ」(公式サイトより)

スズキは25日、ハイトワゴン型の小型車「ソリオ」「ソリオ バンディット」を全面改良し、12月4日に発売すると発表した。車体サイズを拡大し居住空間、荷室とも広げた。カラーヘッドアップディスプレーをスズキの小型車として初採用するなど予防安全装備も充実した。価格は158万1800―214万8300円(消費税込み)。月販目標は4000台。

ウェブ発表会に出席した鈴木俊宏社長は「コロナ禍で厳しいが新型ソリオで挽回し、2020年度も年間10万台以上の登録車販売を目指す」と語った。全面改良は5年ぶり。全長を80ミリメートル(バンディットは70ミリメートル)延長して荷室床面長を100ミリメートル広げつつ、最小回転半径は前モデルの4・8メートルを維持した。

駆動方式は排気量1200ccの4気筒ガソリンエンジン車とマイルドハイブリッド車(HV)の2種類。前モデルでは「ストロング型」HVを設定したが今回は採用しなかった。理由について永田和夫チーフエンジニアは「バッテリーを荷室の下に配置し、使い勝手を犠牲にしていたため荷室拡大を優先した」と語った。

日刊工業新聞2020年11月26日

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