三菱自動車もサブスク開始!買いきりより20万以上安くなる?
三菱自動車は月々の支払額が一定で自動車を利用できる定額サービス(サブスクリプション)を始めた。車のニーズが所有から利用に傾いていることに対応した。支払い方法は、月々の支払いを抑えられる初回まとめ払い(頭金)やボーナス併用払いも設定できる。販売金融子会社のMMCダイヤモンドファイナンス(東京都港区)を通じ全国の系列販売店で取り扱う。
新サービスは「ウルトラ マイカープラン」。車両本体代金や車両登録時の初期費用、車検・メンテナンス費用に加え、購入後の税金や自動車損害賠償責任保険(自賠責)料などを一つにまとめて月々定額を支払う。利用期間は36カ月・48カ月・60カ月から選べる。
22歳の利用者が軽自動車「eKワゴン G」を60カ月契約して月間走行距離が1000キロメートルの場合、月々の利用料の目安は2万8930円。現金払いと比べて月額利用料は3950円、5年間の支払総額で23万7100円安くなるという。
対象車種は「eKワゴン」のほか、スポーツ多目的車(SUV)のプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV=写真」やミニバン「デリカD5」など7車種。今後、対象車種を拡大する。
日刊工業新聞2020年10月15日