「子どもの機嫌で仕事量変わる」、男性社員が感じた在宅勤務

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新型コロナウイルス感染対策で在宅勤務を取り入れる企業が増え、在宅で仕事と育児の両立に挑戦する男性社員が出てきた。損害保険ジャパンは16日に男性育児座談会を開催。当事者が悩みや発見を話し合った。

「だっこしても泣き続けて困ったが、外に連れて行くとぴたっと泣きやんだ」と同社再保険室新種・海上・海外再保険グループの小林篤史氏は話す。仕事の合間を縫い、昼12時から娘を公園に連れて行く。「全力で遊ばせた後にお昼寝してもらい、仕事の時間を確保する」(小林氏)。

同社再保険室直属の川合健太氏は「子どもの機嫌によってできる仕事の量が変わる」と悟った。普段子どもと接する時間が長い妻の大変さを理解したという。在宅勤務時は前日夜に予定を書き出し最速で消化して時間の余裕をつくる。「(仕事と育児)両方を同じ量抱えてやっていくのは難しい」(川合氏)。

厚生労働省によれば2019年に育児休業を取得した男性は約7・4%。女性の取得率83%に比べ非常に低い。

業務の忙しさや職場の理解不足などが理由だ。政府は男性の育休取得率向上のため、制度の周知や経済的支援を図る。同セミナーでは「妻が仕事に復帰する前後などで休める制度がほしい」と参加者から同社に対して要望が上がった。

日刊工業新聞2020年9月29日

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