クラシックカーがEVになった!11月に発売へ
ブレイズ(名古屋市中川区、市川秀幸社長、052・439・0277)は、クラシックカータイプの1人乗り電気自動車(EV)「EVクラシック=写真」を11月に発売する。道路交通法上の分類ではミニカーとなり車検・車庫証明は不要。価格は88万円(消費税抜き)。先行予約の受け付けを始めており、11月中旬をめどに初期生産分100台の出荷を始める。
デザインは1930―60年代に欧州で流行した車をモチーフにしたという。最大時速は50キロメートルで航続距離は約50キロメートル。家庭用コンセントから約8時間で満充電できる。ボディーカラーはシルバー、ブラック、グリーン、レッドの4色。
ブレイズはトレーニング機器「シックスパッド」などで知られるMTGの子会社で、2輪、3輪、4輪EVを手がける。MTGの大田嘉仁会長は以前に「EVを第四の柱に位置付ける」と語っており、ブレイズを通じてEV事業を強化する方針。
日刊工業新聞2020年9月9日