コロナ減少効果、シャープの「プラズマクラスター」はどこまで売れる?

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シャープは7日、独自の「プラズマクラスター技術」について、空気中に浮遊する新型コロナウイルスを減少する効果を実証したと発表した。プラズマクラスターイオンを約30秒間照射することにより、感染性を持つウイルス粒子の数を90%以上減少できるという。今後はより実使用に近い条件で効果の検証を進める計画だ。

長崎大学感染症共同研究拠点などと共同でプラズマクラスター技術搭載ウイルス試験装置を作成し、実証した。浮遊状態の新型コロナウイルスが減少することを実証したのは業界初という。

プラズマクラスター技術は、イオンを放出し、それらが結合して変化したOHラジカルの酸化力で、浮遊するウイルスの作用を抑えられるとしている。

シャープは空気清浄機やエアコンなどの製品向けのプラズマクラスター発生デバイスの累計販売台数が9000万台を突破した(2020年4月末時点)。家電やカメラモジュールなどの「スマートライフ」分野を統括する沖津雅浩専務執行役員は、「21年度には累計1億台突破を予定している」と明かした。

日刊工業新聞2020年9月8日

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