「在宅 or オフィス」、 LINEがチーム単位の選択制度導入
LINEはグループ会社を含む国内の従業員約5000人を対象に、チーム単位で在宅勤務とオフィス勤務の頻度を選択できる制度を導入した。在宅勤務の継続やオフィスの見直しで、より柔軟で効率的な働き方を目指す。実施期間は12月末まで。
チーム単位での在宅勤務は、最低出社日数など全社一律の制限をなくし、チームごとの業務内容や進捗に合わせて働く場所を選べる。2021年1月以降は、新たな働き方に対応した人事制度や、場所にとらわれず働くためのシステム、オフィスのフリーアドレス化も検討する。
同社はコロナ禍での従業員の安全確保のため、1月にフレックスタイムや在宅勤務制度を段階的に導入した。現在は都内オフィスの出社率を平均25%に抑えている。
日刊工業新聞2020年8月20日