アイザックの点検・医療向けロボット、6輪化に遠隔操作も

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介護ロボット「ケイプ」

アイザック(福島県会津若松市、三好真夫社長)は、ロボット2機種を機能強化し、拡販する。小型電動クローラーロボット「ジラフ」にセンサーやアームなどのアプリケーションを標準装備し、今年度10台の販売を目指す。医療・介護ロボットの「ケイプ」は安定走行のため6輪化する。遠隔操作も可能なタイプを2021年3月にも投入し、国内外で販売する計画。

ジラフは会津大学と共同開発したロボット。本体左右に2基のメーンクローラー、前後に4基のサブクローラーを配置し、それぞれ独立して駆動する。45度の壁でもクローラー先端のツメをひっかけて上り下り可能。長さ160センチ×幅44センチ×高さ38センチメートルで、人が入れないトンネルやプラントの点検などに適している。価格は350万円で、19年度に5台を福島県内で販売した。

現在はユーザーの要望に応じ、センサーやアーム、動力バッテリーなどのアプリケーションを設置している。

これを当初から標準装備し、ロボットの制御能力も引き上げる。福島県による20年度の事業補助を受け、需要に応じて県内メーカーに組み立てを委託する。

ケイプは、これまで病院などへ12台を販売した。現在の動輪2輪、キャスター2輪の計4輪に、キャスターを2輪追加して計6輪とする。その場で旋回可能で、斜めから力が加わっても転倒しにくくなる。またセンサーの追加などで直進・減速・停止を遠隔操作も可能にする。

これらの機能を加えた新機種を、21年3月にも投入する。同製品については海外から引き合いが多く来ており、海外企業との連携も検討を進めている。

キーワード
医療介護ロボット

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