デンソー・アイシン折半出資の企業、トヨタが出資する狙い

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ブルーイーネクサスの電動車用駆動モジュール

トヨタ自動車は、デンソーとアイシン精機が設立したブルーイーネクサス(愛知県安城市)に出資する。トヨタの持つ知見とブルーイーネクサスが手がける電動駆動モジュールを掛け合わせることで、電動化対応商品の競争力向上や販売・サービス体制の強化を図る。

8月中に出資するトヨタの比率は10%で、デンソーとアイシンの比率は各45%となる。トヨタからブルーイーネクサスには約20人が出向する予定。ブルーイーネクサスの電動駆動モジュールに、トヨタが持つエンジンや電池など周辺ユニット、これらの制御適合技術を加えて顧客ニーズにより対応し、電動車の普及加速につなげる。

トヨタのハイブリッドシステムなど電動化システムの販売は、ブルーイーネクサスが担う。技術面でトヨタが支援する。

ブルーイーネクサスは2019年4月にデンソーとアイシンが折半出資して設立した。駆動用モーターやギア、インバーターなどの部品を一体化した電動駆動モジュール「イーアクスル」の開発などに取り組んでいる。デンソーの松井靖経営役員は「車両側の知見は必要。トヨタのリソーセスが結集できて効果的になる」と話す。

日刊工業新聞2020年8月3日

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