「定着しやすい環境を」新卒保育士の奨学金、事業者が年間24万円を返済支援 

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新型コロナウイルス感染拡大の中、初めて保育士という仕事に従事した新入社員

首都圏と大阪市などで「あい・あい保育園」などの認可保育所・小規模保育施設を運営する株式会社global bridge HOLDINGSの子会社の株式会社global child care(東京都墨田区、貞松成社長、以下gcc)は、あい・あい保育園に勤務しながら、養成校時代に借りた奨学金の返済を行っている保育士を対象として返済の一部を補助する「保育士奨学金返済制度」を新たに創設することを決めた。在学中に保育士資格を取得した社員が対象で、事業者の取り組みとしては保育業界で初の試みとなる。

gccによると、対象となるのは返済が必要な奨学金の受給者で2021年度から新卒で入社する保育士。保育士資格を持っていることや、あい・あい保育園などの施設で5年以上勤務する予定があることなどが条件となる。定員は東京・神奈川、千葉、大阪の3エリアで各1名の計3名。支援金は1人あたり最長2年間を期限として、毎月2万円、最大で年間24万円を上限として支援を行う。

貞松成社長は「奨学金返済の負担を少しでも減らすことで保育士が定着しやすい環境を作り、保育の質の向上につながってほしい」と話す。

2020 年 1 月に行われた内定式
保育士としての意気込みを仲間と語り合う

gccには2018年度は56人、19年度は113人、20年度には173人の新卒保育士らが採用されており、出身校の内訳はいずれも四年制大学、短期大学、専門学校となっている。

保育士が養成校時代に借りた奨学金の返済を支援する制度は東京都内では千代田区などが導入しているが、保育事業者では初めてとなる。

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