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兵庫で自動運転バスの実証開始!「住みやすい町のために」

神姫バスは20日、兵庫県三田市のウッディタウン地区で中型自動運転バスによる実証実験を始める。1日6便、神戸電鉄ウッディタウン中央駅を起点に約6キロメートルの循環ルートを運行する。運賃は無料。実証実験は8月23日まで実施する。

19日の出発式(写真)で三田市の森哲男市長は「高齢化という課題を抱える中、誰もが住みやすい町のために交通アクセスは最重要。高齢者や子供たちに夢のある企画であってほしい」と、新時代のモビリティーに期待を寄せた。

実証実験では障害物の検知やハンドル、アクセル、ブレーキといった運転操作を自動でコントロールするバス車両が使われ、自動運行するが、安全のためドライバーと乗務員が乗車し、必要に応じて手動で運転する。

同事業は経済産業省と国土交通省の事業を産業技術総合研究所が受託し、神姫バスが委託を受けて運行する。郊外住宅地の利便性を高め、交通事故削減や高齢者の移動手段確保につなげる。

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