パイオニアがマレーシアで5Gの自動運転バスを運行

MaaSへの対応も見据える

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ライダーセンサーを搭載した自動運転シャトルバス

パイオニアはマレーシアで第5世代通信(5G)を使った自動運転の実証実験を始めた。実験車両向けに高機能センサー「LiDAR(ライダー)」を提供し障害物の検知のほか、高速通信環境下での大容量データの処理などに関わる。東南アジア諸国連合(ASEAN)を皮切りに自動運転サービスの商用化に向けた取り組みを広げる。

実証実験は同国6州で実施するプロジェクトの一環。限定エリア内で5G回線を経由しデータを送受信しながら自動運転シャトルバスを運行する。現在はスタッフが車両に乗車し実証実験をサポートしているが、将来は限定区域を運転者の操作なしで走る自動運転レベル4や完全自動運転となるレベル5の実現を目指す。

パイオニアの自動運転関連事業を担う子会社パイオニアスマートセンシングイノベーションズ(東京都文京区)が、シンガポールの自動運転関連スタートアップ企業「ムーヴィタ」などと共同で参加する。車両を遠隔で管理・監視することでMaaS(乗り物のサービス化)への対応も見据える。

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日刊工業新聞2020年2月19日

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