旧型2輪車をキレイにします!ホンダが新たな整備サービス
対象は「VFR750R」、純正部品などを再生産
ホンダは旧型2輪車を最適な状態に整備する「リフレッシュプラン」の受け付けを7月28日から始める。最初は1987年に限定販売した大型2輪車「VFR750R」を対象に始める。熟練の技術者による整備のほか、生産中止となった純正部品を再生産して対応する。年間10台の受け入れを見込む。
消費税抜きの価格は全車両対象の基本メニューが54万9000円。希望に応じてエンジンや足回り部品、外装部品(写真)を整備するプランやオプションを用意した。全国7店のホンダ車専売「ホンダドリーム」で受け付け、8月上旬に熊本製作所(熊本県大津町)に開設する「モーターサイクルリフレッシュセンター」で整備する。
リフレッシュプランに先立ち、VFR750Rの純正部品の再販売も6月30日に順次開始した。1次サプライヤーだけでも約40社の協力を得て、供給が止まる専用部品を金型や砂型から作り直し、製造した。21年中までに約150点を再販売する。
日刊工業新聞2020年7月1日