次期「エクストレイル」か?日産が主力SUV全面改良、業績立て直しのカギに

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新型「ローグ」

日産自動車は今秋に米国でスポーツ多目的車(SUV)「ローグ=写真」を全面改良して発売する。運転支援やコネクテッドカー(つながる車)関連技術などを充実した。米国事業の低迷が続く同社は新型車を積極投入し、販売の回復や収益改善を急ぐ。ローグは今後1年間で生産開始する五つの新型車の第1弾。販売の行方が業績の立て直しも左右することになりそうだ。

ローグの全面改良は7年ぶり。運転支援技術では次世代レーダーを採用するなどして、高速道路での支援性能を高めた。つながる車関連機能では乗員がコードをつなぐことなく、米アップルの車載システム「カープレイ」をワイヤレスで利用できるようにした。

排気量2500ccの直列4気筒ガソリンエンジンを搭載した。安全技術「ニッサン・セーフティ・シールド360」を採用。後退時自動ブレーキを備えるなど安全装備も充実した。

日産の19年度の北米事業の営業損益は159億円の赤字(前期は721億円の黒字)に転落した。ローグの19年の米国での販売台数は約35万台。全体の約4分の1を占める最量販車だった。同社は米国で2年4カ月の間に八つの新型車の投入を予定。最新技術を搭載して車両の魅力を高め、毀損(きそん)したブランドの再構築を目指す。

日刊工業新聞2020年6月17日

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

新型ローグは、日本で販売する次期「エクストレイル」になる可能性が高いです。

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