三井住友海上が投入。コロナ禍でタクシー貨物運送に保険が必要な理由

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三井住友海上は、貨物運送を請け負うタクシー事業者向けの保険提案を始めた

三井住友海上火災保険は、貨物運送を請け負うタクシー事業者向けの保険提案を始めた。自動車保険でカバーできない新たなリスクへの対応をサポートする狙い。受託貨物に生じた物的損害を補償する「運送業者貨物賠償責任保険」の対象にタクシー事業者を追加。現行制度で運送できる飲食物に発生した損傷や盗難の損害を補償する。

三井住友海上はサポートの一環として、リスク関連事業者のMS&ADインターリスク総研による感染症予防などの各種サービスも一緒に案内。商品とサービス面からリスクソリューションを提供する。三井住友海上は、タクシー事業者が生産者と消費者のラストワンマイルを埋める社会インフラを担うと期待しており、今後も特例措置の申請企業が増えると見込んでいる。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、人の移動が減りタクシー需要が急激に低下する中、国土交通省は特例措置としてタクシー事業者による貨物配送を9月末まで許可している。貨物運送の許可を受けたタクシー事業者は1300社を超える。

現在は9月末までの時限的措置だが、運送対象の拡大や期間が延長される可能性もある。

日刊工業新聞2020年6月10日

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