ユニクロが開業する次世代型店舗、「着こなしアプリ」は売り上げに貢献するか

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5日にオープンする都心型店舗「ユニクロ原宿店」

ユニクロは3日、5日に開業する複合商業施設のウィズハラジュク(渋谷区神宮前)内にオープンする都心型店舗「ユニクロ原宿店」を報道陣に公開した。原宿エリアでは8年ぶりの再出店。バーチャルとリアルを融合し、同社で初めて着こなしを検索できるアプリケーションと連動した売り場を設置した。気になる商品の場所をディスプレー上で知らせるサービスも始める。

売り場は地下1階と地上1階。アーティストやブランドと協業したTシャツ「UT」の国内最大の売り場を設置した。グーグルと開発した着こなし発見アプリ「スタイルヒント」を使えば店内にある240のディスプレー上で、自分が好むスタイルを選択でき、それと同一の商品や似た商品を提案。在庫数や売り場も表示する。

19日には、銀座に旗艦店舗「ユニクロトウキョウ」(東京都中央区)もオープンする。

4月はマックと明暗、5月はやや持ち直し

4月の国内「ユニクロ」の既存店売上高は、新型コロナウイルスの影響で前年同月比56・5%減で2カ月連続のマイナスとなる一方、日本マクドナルドの同売上高は持ち帰りや宅配需要を取り込み同6・5%増だった。客単価はユニクロが同10・4%増、日本マクドナルドは同31・4%増と両社とも大幅に伸びた。

また5月の国内ユニクロ事業の売上高は、既存店ベースで前年同月比18.1%減、約2割の店舗が臨時休業していたことから大幅な減収となった。既存店の減収は3カ月連続だが、3月の27.8%減、4月の56.5%減に比べると減少幅は縮小してきている。既存店売上高にはEC(インターネット通販)が含まれており、ECの販売は好調に推移している。

国内ユニクロ事業 売上推移速報(ファーストリテイリング発表資料より)

日刊工業新聞2020年6月4日の記事に加筆

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