職人の動き体感できる。2030年に実現する装着型ロボ構想が面白い

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ATOUN(アトウン、奈良市、藤本弘道社長、0742・71・1878)は3日、ソフトウエア面を強化した新たな装着型ロボットの開発構想を発表した。他人の動きのデータを装着型ロボットにダウンロードすることで、ロボットを装着した人がその動きを体感できるサービスを提案する。職人やアスリートらの動きを再現し、技能の習得などに生かせる。2030年までの実現を目指す。

ロボットを装着した人の動きをクラウドにアップし、「アクティビティデータ」として蓄積。同データをダウンロードして、ロボットを動かす仕組みをつくる。21年度中には、蓄積データを生かした製品保守サービスを始めるなど、クラウドの利活用を加速する。

クリエーティブ集団のパーティー(東京都渋谷区)と、アイデア面などで連携。SF小説のような未来像から、技術ロードマップを策定する手法を重視する。アトウンの藤本社長は「想像した未来からバックキャストするモノづくりは、イノベーションを起こしやすい」と期待を込めた。

日刊工業新聞2020年6月4日

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装着型ロボット

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