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静かで振動が少ないEV救急車が日本初稼働!日産が納入

日産自動車の電気自動車(EV)救急車(写真)が東京消防庁で稼働を開始した。EV救急車の運用は日本初。同車両には33キロワット時と8キロワット時の二つのリチウムイオン電池を搭載しており、電装機器やエアコンを長時間作動させることができる。

停電時や災害時には移動電源として活用できる。救急車には患者や隊員の身体的負担の軽減が求められたり、精密医療機器を搭載したりしていることから、静かで振動が少ないEVのメリットが大きいという。池袋消防署に納車したEV救急車は欧州で販売中の商用バン「NV400」をベースに開発した。

日刊工業新聞2020年5月28日

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