4月ビール類販売21%減、巣ごもり需要で缶微増も業務用が低迷

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ビール大手4社の4月のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売動向は合計販売数量が前年同月比約21%減と2カ月連続のマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染拡大による自粛要請で、多くの飲食店が休業し、たるや瓶など業務用が大きく落ち込んだ。外出規制による巣ごもり需要の高まりで、家庭向けの缶商品は微増となったが、全体の市場の落ち込みをカバーすることはできなかった。

ビール類の各社の増減は、キリンビールが同13%減、サッポロビールが同21%減、サントリービールが同24%減。販売金額ベースのアサヒビールは同34%減となった。

最も影響を受けたビールカテゴリーは同約52%減と大幅減。アサヒビール「スーパードライ」が同約52%減、キリンビール「一番搾り」が同約52%減、サッポロビール「黒ラベル」が48%減となるなど、業務用の中心でもある主力ブランドが大きく減少した。一方、家庭向けの缶商品が中心となる第三のビールカテゴリーは、同7%増と堅調だった。

日刊工業新聞2020年5月22日

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