工作機械メーカーが動画配信でオンライン営業、工具研削盤を使いこなして!

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技術紹介動画の初回配信はチャックの調整方法を予定

【相模原】牧野フライス精機(神奈川県愛川町、清水大介社長、046・285・0446)は、動画や通信機器を活用したオンライン営業を始めた。新型コロナウイルス感染症拡大で訪問型の業務に制約があるため、技術紹介や出荷前検査、ユーザー向け講座をオンライン化し、ユーザーの利便性を高める。コロナ禍収束後の需要増への対応やブランドイメージ向上につなげる。

5月中旬に始める。牧野フライス精機が得意な工具研削盤の調整方法や、研削スキル向上につながる技術を公開する。初回は旗艦モデルの研削盤「AGE―30」を使い、チャックの精度を出す調整方法を紹介する。動画はカメラ2台で5人の若手チームが4K映像で撮影した。順次、動画の数を増やす。

出荷前検査は牧野フライス精機の担当者がスマートグラスを装着し、チェックリストを共有しつつ遠隔のユーザーへ検査の様子を伝える。4月末に初回を実施し、実際に機械を操作する様子などを伝えた。回線の途切れの防止や、チェックリストの整備など改善を進める。

また、新規購入のユーザー向けに定期的に開く数値制御(NC)関連の講習会「NCスクール」も、オンラインで6月中に開催する。大人数が集まる形での実施が困難なため「分かりやすいコンテンツで、牧野フライス精機の工具研削盤を使いこなす一助にしたい」(清水社長)としている。双方向で質疑応答なども行い、定期的に開く予定だ。

日刊工業新聞2020年5月12日

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