凸版が使用済み紙おむつのリサイクル事業化へ動く

住友重機械エンバイロメントと協議

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凸版印刷は、使用済み紙おむつから回収できる全ての再生資源を再利用する「完結型マテリアルリサイクルシステム」の構築や事業化に向けて、住友重機械エンバイロメント(東京都品川区)やトータルケア・システム(福岡市博多区)と協議を始めた。紙おむつのリサイクルの普及を目指し、2022年度以降の事業化と自治体採用を目指す。

焼却処分が難しい使用済み紙おむつの再生利用について、事業を確立しているトータルケア・システムのノウハウを多くの自治体でも活用可能にする。住友重機械エンバイロメントは水溶化処理設備のプラント設計や施工を担う。凸版印刷は回収した資源の用途開発や活用などを手がける。

使用済み紙おむつは高齢化で増加傾向にあり、資源の回収と再生利用で課題を解消する動きがある。

凸版印刷によると、回収資源のうちプラスチックや吸収剤などの再利用はパルプと比べて十分に進んでおらず、システムの構築で活用拡大を図る。

「完結型マテリアルリサイクルシステム」のフロー図(同社発表資料から)

日刊工業新聞2020年4月16日

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