【新型コロナ】化粧品メーカー、兵庫県から要請でアルコール除菌液生産

理創化研がまず3000本

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試作したアルコール除菌液

理創化研(兵庫県姫路市)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けてアルコール除菌液の製造に乗り出す。理美容室向け化粧品を手がけるが、アルコール除菌液の生産は初めて。兵庫県の要請を受けての対応で、3月中に県へボトル3000本を納める。今後の感染拡大によっては、引き続き生産する方針だ。

理創化研の工場に撹拌(かくはん)機や充填機などアルコール除菌液製造に必要な設備があったことから兵庫県の要請を受け入れた。原料のエタノールを最適な濃度に薄め、完成した除菌液をスプレーボトルに充填する。

4月以降も新型コロナ感染症の感染拡大が続く場合、既存顧客である理美容室や行政を中心に、アルコール除菌液の生産を行う予定。飯石晃久副社長は「少しでも社会に貢献できれば」と話す。

理創化研はヘアカラー用シャンプーやパーマ液、美容液といった理美容製品のメーカー。兄弟会社のワイマック(姫路市)が理創化研の製品を購入し、ワイマックの自社ブランドとして販売するほか、化粧品会社にOEM(相手先ブランド)製品として納めている。


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