手術をライブ配信?!専門医の手技を公開するサービスで知見を共有

脳神経外科領域も配信予定

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ハート・オーガナイゼーション(大阪市淀川区、菅原俊子社長、06・4862・4488)は、専門医の手術を、遠隔地からでもインターネット上でオンライン視聴できるサービス「イーケースブックライブ」を拡充する。これまでの循環器と整形外科分野に加え、2020年夏までに脳神経外科領域のネット配信も始める。23年12月までにユーザー数で現状比約3・4倍の4万人を目指す。

専門医の手術をオンライン視聴できる「イーケースブックライブ」

視聴サービスは医療関係者向けに専門医の手技をリアルタイム配信し、同じブラウザー上で視聴する多くの医師がコメント投稿でき、知見を共有できるのが特徴。19年5月のサービス開始から40件以上配信され、40代前半の若手医師を中心に一定のリピート率を得てきた。

今回、脳神経外科領域のライブ配信を追加し、国内で死亡原因の上位を占める心疾患など循環器病に加え、脳血管疾患の手術にも対応する。循環器とも分野が近く、新たな視聴者獲得やリピーター増加につなげていく。外国語による配信も随時行い、国内外で事業基盤を築いていく。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、手術時に人が集まった従来の会場型研究会は相次ぎ中止・延期となっている。医療業界でも多様な働き方が模索され、同研究会のウェブ配信ニーズは高まっているという。

ハート・オーガナイゼーションは手術のライブ配信サービスを当面は月4―5件のペースで無料配信し、サービスの認知度向上を図っていく。

日刊工業新聞2020年3月12日

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