テレビで遠隔医療、ケーブルテレビ最大手が行う実証実験の中身

JCOM、9月に開始

 ジュピターテレコム(JCOM)は、自宅のテレビを使った遠隔医療の実証実験を9月に始める。遠隔医療システムなどを手がける2社と連携し、テレビ画面を使って医師が遠隔から診察できるシステムを開発する。JCOMが抱える約550万世帯のケーブルテレビのインフラを活用した総合ヘルスケアサービスとして、新たな収益の柱に育てる。2021年度の商用化を目指す。

 実証実験はJCOMが開発するオンライン診療アプリケーション(応用ソフト)に、インテグリティ・ヘルスケア(東京都中央区)とMICIN(マイシン、同千代田区)がそれぞれ展開するオンライン診療サービスを連携させて実施する。対象地域は福岡市と東京都足立区、葛飾区、練馬区の4カ所。60歳以上で慢性疾患の治療中の患者30人を対象とする。患者宅のテレビ画面上で、ビデオ通話による診療や服薬指導、医療機関の予約や問診などを実施。高血圧や糖尿病などの慢性疾患を抱える患者が、家庭でIT機器を使用して健康を管理し医療機関や薬局へ簡単にアクセスできる仕組みを構築する。

日刊工業新聞2019年8月7日

  

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