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東芝の「ベジータ」は氷の膜を使いこなす!食材の鮮度保つ冷蔵庫

東芝ライフスタイル(川崎市川崎区、小林伸行社長、044・577・0100)は、冷凍冷蔵庫「べジータ」シリーズから食材の表面に氷の膜を生成して鮮度を保つ新機能を搭載した新製品6機種を4月下旬から順次発売する。まとめ買いや長期保存の需要に応える。

業界初の給電用USBポートも搭載した。定格内容積は461―601リットルで、想定価格は31万―38万円前後(消費税抜き)。月産台数は、合計1万3000台を計画している。

新技術の「氷結晶チルド」は、独自の冷却技術と温度調整で食材表面に薄い氷の膜を作ることで菌の繁殖や酵素の活動を防ぐ。肉は最長10日間、刺し身は同7日間の保存が可能。冷凍保存と比べて解凍の手間がなく、味も損なわない。

大きさは定格内容積601リットルの「GR―S600FZ=写真」で縦1833ミリ×横685ミリ×奥行き745ミリメートル。春以降から、スマートフォンと連携したみまもり機能や食材管理機能のサービスを順次始める予定。

日刊工業新聞2020年3月6日

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