小学校で半導体の出前授業、難しすぎる?どう伝える?

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半導体を教材とした東芝グループの小学校での出前授業

自社製品を教材として学校向けに出前授業を提供する企業が少なくない。東芝は半導体を教材の一つに活用している。専門用語が多い半導体を小学生にどう教えるか。企業と連携した授業づくりが専門のNPO法人「企業教育研究会」(千葉市中央区)から助言を受けて取り組んでいる。

東芝デバイス&ストレージ姫路半導体工場、ジャパンセミコンダクター大分事業所が近隣の小学校で出前授業をしている。社員が模型の洗濯機を使って半導体の役割を教えている。信号機を光らせる工作になると児童に熱が入って教室は盛り上がるという。

東芝は超微細な集積回路を解説して技術力も伝えたいが、企業教育研究会と調整して分かりやすさを追求している。また同研究会との連携で学習指導要領にそった内容となっており、学校からフィードバックがある。

学校のニーズに合致した出前授業なら長続きする。大分事業所は2004年から46回開催し、受講児童は4600人を超えた。東芝デバイス&ストレージ環境企画推進担当の宮崎まどかさんは「出前授業で社会に役立つ仕事をしている事業所だと地域に知ってもらえる。他の事業所でも出前授業を増やしたい」と抱負を語る。

日刊工業新聞2020年1月10日

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東芝 半導体

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