化粧品販売員に強力な味方、肌のキメ・シミがスマホでチェックできる
マクセル(東京都港区、中村啓次社長、03・5715・7031)は、美容アドバイザーや化粧品の訪問販売員など向けに美容家電ブランド「レクサム」の「肌カメラ=写真」を発売した。スマートフォンにコネクター接続するだけで、手軽に肌のキメやシミを高解像度の画像でチェックできる。想定価格は2万5000円程度(消費税抜き)。2年間で10万台の販売を目指す。
美容業界向けの肌測定機器は高額で操作方法も難しいものが多いとされており、手頃な値段と簡単な操作で需要を取り込む。
スマホで専用アプリケーション(応用ソフト)を起動し、肌カメラとつないで撮影する。撮影した画像はサーバー経由でAPI(応用プログラムインターフェース)連携が可能。これを生かし、今後連携するウェブサービスで、判定や保存、メール送信などカウンセリング用に使いやすい機能を充実させていく。サイズは約縦25ミリ×横25ミリ×高さ115ミリメートル、重さは約35グラム。
日刊工業新聞2020年1月8日