JR東日本のスタートアップ、大宮駅でロボットがパスタを作るぞ!
JR東日本のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、JR東日本スタートアップは4日、大宮駅(さいたま市大宮区)で、新技術を使ったサービスの実証イベント「スタートアップ・ステーション」を始めた。社外の知見を活用し、グループの経営資源を生かしたサービス創造を目指すオープンイノベーション活動「スタートアッププログラム」の一環。2019年度に採択した21社のうち、4社の取り組みを9日まで一般に公開する。
イベントでは、QBIT Robotics(東京都千代田区)のロボットが無人カフェでパスタを作って提供。人工知能(AI)味覚判定による日本酒の利き酒や瞬間凍結技術を用いた鮮魚の販売、冷蔵品対応自販機での駅弁やケーキの販売も実演する。大宮駅での実証イベントは3回目。柴田裕社長は「多くの人にベンチャー×(かける)JRで実現したいサービスを体験してもらえる。未来の駅を楽しんでほしい」とあいさつした。
日刊工業新聞2019年12月5日