まずはチョコ、松屋は「ムーミン」で稼ぐ
食品で2020年2月末までに2000万円以上売り上げへ
松屋はキャラクター「ムーミン」の国内外の商品化権(グローバルライセンス)を使った商品展開を始める。12月6日にムーミンをデザインした伊・ブルガリのチョコレートを発売し、仏ピエール・エルメ・パリなど数社とも食品を開発する計画。ムーミン関連の食品だけで2020年2月末までに2000万円以上の売り上げを目指す。
伊・ブルガリのチョコレートブランド「ブルガリ イル・チョコラート」と協業した製品は、2個入りが消費税込みで3500円、5個入りが同6500円。バナナやコーヒーブランデー味などがある。
20年1月以降、ピエール・エルメ・パリやオーストリアのデメル、とらやなどとも、ムーミンデザインの食品を市場投入する。今後はホームリビング用品など雑貨の開発も進める。
日刊工業新聞2019年11月28日