エコ&インスタ映え!?食べられるクッキーカップ
エスプレッソを楽しんだ後は、クッキーカップまで丸ごと食べられる―。テンセンス(大阪市北区、林真智子社長、06・6809・7502)の手がける可食性容器「エコプレッソ=写真」が売れている。2016年当初は1日100個の限定販売だったが、17年に、量産体制を整えてからは年間10万個を売り上げるまでに成長した。
エコプレッソは会員制交流サイト(SNS)への写真投稿がきっかけで話題となり、売り上げが増加。3月にはオリジナルの焼成機も開発し、機械を含めた拡販に乗り出した。
ゴミを出さない環境製品としても人気を定着させたい考えで、「日本以上にエコが受け入れられている海外市場への展開を目指す」(林社長)。20年春にはグルテンフリーで内容物を選ばないコップやスプーンを開発し、ベトナムや中近東で発売する考えだ。