ヤマザキマザックが主力工場再編で生産性5割増

製品別やめ機能別、無人フォーク導入

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ヤマザキマザックは主力の美濃加茂製作所(岐阜県美濃加茂市)の第一・第二工場を製品別から組み立てと部品加工の機能別に再編・統合し、報道陣と顧客に公開した。同社初の部品用無線識別(RFID)タグや無人フォークリフト(AGFL)を導入、IoT(モノのインターネット)や自動化、人工知能(AI)、デジタルツインなども活用し、月産能力を従来比5割増の350台に高めた。
(名古屋編集委員・村国哲也)

 

美濃加茂製作所はヤマザキマザックの国内生産の6割を担う。第一・第二工場は約600メートル離れ、従来は別工場として運営していた。再編の投資額は130億円。諸データを即時共有し一体運営する。RFIDで部材や部品の物流を管理するシステム「IDトラッキング・プラス」を導入。加工部品約2500品目や購入部品の位置、数量、滞留期間を見える化し改善に生かす。

 

第二工場ではAIやデジタルツインで加工機をコントロール室から遠隔操作・管理。AGFL3台を導入、問題解決提案の見本として複合加工機4台と自動倉庫やロボット、周辺機器による自動化ライン「マザック・オート・フレックス・セル」も稼働した。機内段取りをなくす画像処理システム、カップリングの生産所要日数を14日から4日にする金属積層造形(AM)技術も導入した。

 

同社は最新技術で工場稼働を高度化する工場のスマート化を推進する。美濃加茂の再編で国内のスマート化が一巡。今後も「進化を続ける」(堀田政春上席執行役員)方針だ。

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日刊工業新聞2019年11月26日

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