メルカリ、世界100カ国以上で越境販売
メルカリはフリーマーケットアプリケーション(応用ソフト)「メルカリ」において、日本で出品された商品を世界100カ国以上で購入できる「越境販売」を始めた。
ウェブ版の「メルカリ」は海外からのアクセス数が2017年から現在までに約6倍に増加した。海外からの購買ニーズを取り込む。
越境販売は、電子商取引サイト(EC)支援事業を手がけるBEENOS(ビーノス)子会社が運営する代理購入サービス「バイイー」を介して実施する。メルカリ出品後、一定期間を経た商品がバイイー上で出品される。海外ユーザーはバイイーから注文すると、ユーザーの代わりにバイイーが商品を購入する。
メルカリ出品者は、バイイーの国内拠点へ商品を発送する必要がある。商品到着後はバイイースタッフが検品・受け取り評価から海外配送までを担う。
バイイーは、日本の通販商品やオークションの代理入札・購入できるプラットフォーム。世界100カ国以上の国や地域に対応し、会員数は100万人以上。
メルカリのほか、楽天やネット通販の「ヤフーショッピング」も利用している。
日刊工業新聞2019年11月18日