eスポーツが企業間交流のエコシステムを作る!

日立システムズ、グループ外含む12社と交流

10月末に福島県楢葉町で開催したイベント。北野日立システムズ社長(右から2人目)も参戦

日立システムズが「eスポーツ」を通じた交流の輪を広げている。10月末には初めて、リアルスポーツとeスポーツを同時に楽しめる企業間交流イベントを開催した。同社のeスポーツを通じた取り組みは日立グループ企業だけでなく、グループ外の企業を巻き込み、合計12社にまで拡大している。参加者向けアンケートでは100%が継続開催を希望する。eスポーツを通じた新たなエコシステム(協業の生態系)の形成が期待される。 

日立システムズは福島県楢葉町のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジで「復興支援・企業間交流フットサル&eスポーツ大会」を開催。グループの日立システムズフィールドサービスや四国日立システムズ、制御盤メーカーの三笠製作所(愛知県扶桑町)、RPAベンダーのUiPath(東京都千代田区)、オンラインゲーム会社のポケラボ(同港区)など12社44人が参加した。

企業や組織、年代を超えた交流の場の形成が目的。eスポーツ部メンバーの北野昌宏日立システムズ社長も“参戦”した。同社ではこれまでeスポーツで社内コミュニケーションの活性化に力を入れてきたが、eスポーツにリアルスポーツのサッカーや東日本大震災の復興支援の取り組みを組み合わせることで参加者の裾野拡大につなげた。

参加者であるポケラボの前田翔悟さんは「役員と若手が同じ目線で交流し社内活性化することが(日立システムズの)秘訣(ひけつ)だと思う」、Jヴィレッジの小名山洋介さんは「サッカーだけではなく、eスポーツの聖地としての認知につなげたい」と新しい取り組みを振り返った。

<関連記事>
日立のシステムインテグレーターは生き残れるの?

日刊工業新聞2019年11月14日

キーワード

関連する記事はこちら

特集