廃線をドローンが走る時代が来る?名古屋鉄道三河線で実証
【名古屋】愛知県は11日に愛知県豊田市で鉄道の廃線跡を利用した飛行ロボット(ドローン)での配送の実証実験を行う。廃線跡を追従飛行して地元産品を配送する。山間部などでの配送の事業可能性を検証する。
実験では名古屋鉄道三河線の廃線跡の一部区間をドローンの専用空路に見立て、全地球測位システム(GPS)と、携帯電話の高速通信であるLTE通信によるリアルアイム映像を活用して廃線跡を追従飛行する。LTE通信を用いた航行管理の安全性を検証する。
荷物の受け取りでは交通系ICカードを用いて確認する。将来は本人確認や料金決済への活用を見込む。離陸地点までは山里向けに改造した小型モビリティーで荷物を配送する。
実験は名古屋鉄道と中日本航空(愛知県豊山町)の共同事業体が行う。KDDIとプロドローン(名古屋市天白区)が協力する。
同事業は内閣府の近未来技術等社会実装事業である「『産業首都あいち』が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクト」の一つ。2019年度からドローン社会実装推進事業を展開、離島との配送などを実験している。
実験では名古屋鉄道三河線の廃線跡の一部区間をドローンの専用空路に見立て、全地球測位システム(GPS)と、携帯電話の高速通信であるLTE通信によるリアルアイム映像を活用して廃線跡を追従飛行する。LTE通信を用いた航行管理の安全性を検証する。
荷物の受け取りでは交通系ICカードを用いて確認する。将来は本人確認や料金決済への活用を見込む。離陸地点までは山里向けに改造した小型モビリティーで荷物を配送する。
実験は名古屋鉄道と中日本航空(愛知県豊山町)の共同事業体が行う。KDDIとプロドローン(名古屋市天白区)が協力する。
同事業は内閣府の近未来技術等社会実装事業である「『産業首都あいち』が生み出す近未来技術集積・社会実装プロジェクト」の一つ。2019年度からドローン社会実装推進事業を展開、離島との配送などを実験している。
日刊工業新聞2019年11月1日