審神者に朗報?日本刀「和泉守兼定」50本限定レプリカ
新潟プレシジョン(新潟県十日町市、星輝彦社長、025・752・6306)は、日本刀「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」のミニレプリカ(写真)を発売した。史料をもとに、刀身、柄、鞘(さや)のすべてを再現した。キリの箱入りで消費税抜きの価格は18万円。50本限定。
和泉守兼定は、新撰組(しんせんぐみ)の副長・土方歳三が愛用した刀として知られている。ミニレプリカは、HRC55以上の堅さを持つ焼き入れ鋼を切削して作成。鞘には花のボタンと、鳥の鳳凰の模様をあしらった。模様はそれぞれ1センチメートル以下の大きさで、エンドミルで超精密加工を施した。展示するために使う刀かけの中心には、梅の木の模様をワイヤカットでデザインした。鞘も含めた全長は146ミリメートルと、本物の7分の1の大きさに仕上げた。展示時に使う布も、十日町産のものを使った。
このレプリカは、取引のある工作機械メーカーが、自社展を開く上で「精密加工技術がよく分かるサンプルを作ってほしい」という依頼から生まれた。作成以降、さまざまな加工依頼が寄せられているといい、新たな事業の柱に据えたい考えだ。(新潟)
和泉守兼定は、新撰組(しんせんぐみ)の副長・土方歳三が愛用した刀として知られている。ミニレプリカは、HRC55以上の堅さを持つ焼き入れ鋼を切削して作成。鞘には花のボタンと、鳥の鳳凰の模様をあしらった。模様はそれぞれ1センチメートル以下の大きさで、エンドミルで超精密加工を施した。展示するために使う刀かけの中心には、梅の木の模様をワイヤカットでデザインした。鞘も含めた全長は146ミリメートルと、本物の7分の1の大きさに仕上げた。展示時に使う布も、十日町産のものを使った。
このレプリカは、取引のある工作機械メーカーが、自社展を開く上で「精密加工技術がよく分かるサンプルを作ってほしい」という依頼から生まれた。作成以降、さまざまな加工依頼が寄せられているといい、新たな事業の柱に据えたい考えだ。(新潟)
日刊工業新聞2019年10月16日