次世代の物流施設はこんな姿?テナント型、Iotやロボット活用に保育所も併設

マルチテナント型物流施設「DPL茨木」完成イメージ
 大和ハウス工業は大阪府内で同社初となる大型マルチテナント型物流施設「DPL茨木」(大阪府茨木市)を建設する。10月1日に着工し、2020年11月末に完成予定。総投資額は約140億円。通信販売やEC(電子商取引)関係の業種などの入居を想定する。同物流施設では人手不足対応を目的に、IoT(モノのインターネット)の活用なども推進していく。

 DPL茨木は阪急電鉄京都線「南茨木駅」から徒歩13分、名神高速道路「吹田IC」から約1・8キロメートルの位置に立地する。敷地面積は約2万7820平方メートル。鉄筋コンクリート(RC)造り4階建ての耐震構造で、延べ床面積は約5万8154平方メートル。最大4テナントが入居できる。

 作業効率を高めるため、10トントラック44台分の荷積み下ろしスペースを設ける。トラックの入場予約システムを標準装備し、トラック運転手や運送業者が物流施設のトラックバース(荷物の積み降ろしをする接車スペース)の予約・管理をウェブ上で行えるようにする。自動搬送人工知能(AI)ロボット「バトラー」や作業支援用ロボットの採用も、入居企業に提案する。

 またカフェテリアや最大40人の子どもを受け入れる従業員専用の保育施設も併設する。

 同社では今後も大阪府内に適地があれば物流施設を建設し、積極提案する方針だ。

日刊工業新聞2019年9月30日

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