オープンイノベーション×トレーニング!新技術の用途開発支援
AXEREAL(アクセリアル、東京都港区、安藤良一社長)は、企業のオープンイノベーション活動と健康トレーニングを結びつける開発支援事業を始める。企業の製品や技術を応用して1人で遊べるエクササイズなどを作る。企業は開発途中の技術や製品がさまざまな形で使われ、新しい用途や性能要求を探れる。製品開発の新しいアプローチとして提案し、まずは1年間で2000万円程度の受注を目指す。
日常生活やスポーツのような企業がコントロールできない状況で、製品や技術がどういった使われ方をするか試すアプローチがオープンイノベーションを加速させる手法として注目されている。
ただ試作品を提供しても、一般市民が使い方を考え出すのは難しい。そこでトレーニングやエクササイズの要素の一つに落とし込む。使われ方をある程度狭めつつ、一人ひとりが工夫を凝らす余地を残す。市民が工夫しながら運動を楽しむと、新技術の用途開発につながる。
衝撃吸収材料のケースではバットやゴルフクラブなどの打撃具の改造パーツに提案する。すると打撃の爽快感を高める工夫や打痕の記録材料などの使い方が発想される。
打痕が残ればインパクト位置のコントロール精度を検証できる。インパクト精度は飛距離やコースを左右する。
試行錯誤の中で新しい用途が見つかったり、使われ方のデータを集めたりすることが可能。トレーニングメニュー開発からデータ取りまでを請け負う。
AXEREALは滑る車いすなど、新しいスポーツを開発してきた。この安全管理や面白さを追求するノウハウをオープンイノベーションにつなげる。
日常生活やスポーツのような企業がコントロールできない状況で、製品や技術がどういった使われ方をするか試すアプローチがオープンイノベーションを加速させる手法として注目されている。
ただ試作品を提供しても、一般市民が使い方を考え出すのは難しい。そこでトレーニングやエクササイズの要素の一つに落とし込む。使われ方をある程度狭めつつ、一人ひとりが工夫を凝らす余地を残す。市民が工夫しながら運動を楽しむと、新技術の用途開発につながる。
衝撃吸収材料のケースではバットやゴルフクラブなどの打撃具の改造パーツに提案する。すると打撃の爽快感を高める工夫や打痕の記録材料などの使い方が発想される。
打痕が残ればインパクト位置のコントロール精度を検証できる。インパクト精度は飛距離やコースを左右する。
試行錯誤の中で新しい用途が見つかったり、使われ方のデータを集めたりすることが可能。トレーニングメニュー開発からデータ取りまでを請け負う。
AXEREALは滑る車いすなど、新しいスポーツを開発してきた。この安全管理や面白さを追求するノウハウをオープンイノベーションにつなげる。
日刊工業新聞2019年9月19日