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接客AI代行で車の試乗を一人で楽しめる!

電通の自動対話システム
 電通と子会社の電通デジタルは、自動車の試乗中に、人工知能(AI)が経路案内や車のセールスポイントなどを自動対話で行うシステムを開発し、自動車販売店向けに提供を始めると発表した。試乗中の接客をAIが代行するため、客が1人で試乗を楽しめる。

AI試乗ソリューションの顧客体験イメージ(同社発表資料から)

 システムは、電通が開発した日本語AIの対話サービス「Kiku―Hana」と、ナビタイムジャパンのカーナビアプリを組み合わせて開発。車載のスマホに搭載する。試乗中のやりとりはデータ化され、その後の接客に活用する。

 試乗に営業スタッフが同行しないため、業務の効率化が図れるほか、客の精神的ハードルも下がり、気軽に試乗ができるようになると期待されている。

 既にネッツトヨタ北九州(福岡県北九州市)、トヨタカローラ熊本(熊本市中央区)などへの提供が決まっている。

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