専業ゼネコンが開発した初のICTマンションの機能

長谷工、学生向け賃貸で展開

 長谷工コーポレーションは先進的な情報通信技術(ICT)やシステムを導入する「ICTマンション」の第1号物件を、グループの長谷工不動産が発注した学生向け賃貸マンション(東京都板橋区)に決めた。顔認証システム、地震時に本人や家族に通知する振動センサー、気象情報を即時に提供する気象センサーなどを共用部に導入する。実物件で課題を抽出し、今後は長谷工が設計・施工する分譲マンションで展開を目指す。

 ICTマンションでは情報稼働基盤「BIM&LIMクラウド」を使い、各種センサーや住宅設備から暮らし情報を収集・分析。防犯や防災、見守り、保守・修繕に活用し、入居者の利便性やサービス向上につなげる。

 第1号物件は7階建てで72戸。多田建設(東京都江東区)が施工し、2020年3月に完成予定。多様な企業と協業し、家電を遠隔制御する家庭用エネルギー管理システム(HEMS)も導入する。

日刊工業新聞2019年9月16日

  

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