仏国立図書館をデジタル化!DNPが歴史的空間を3Dデータに

20年に同館の電子図書館「ガリカ」で公開予定

 大日本印刷は、フランス国立図書館のリシュリュー館の全館改修に当たり、収蔵品や歴史的空間のデジタル化で協力する。立体作品や歴史的価値を持つ空間を3次元(3D)データ化して、同館の電子図書館「ガリカ」や、新設する美術館に導入する鑑賞システムに活用する。

 リシュリュー館は1721年創設。初の全館改修を経て、創設300年を迎える21年に新装開館を予定している。歴史的建造物の修復や研究者向け設備の刷新、美術館の新設を計画している。

 大日印は古代や中世、ルネサンス期の美術品や芸術作品など数十点や、同館を代表する歴史的空間「マザラン・ギャラリー」と「国王のキャビネ」をデジタル化する。実物では難しい角度や距離から観察できるようにすることで、美術品の保存と公開を両立させる。

 デジタル化した作品は20年にガリカで公開予定。閲覧者の興味や関心に合わせて情報を提供する、欧州の電子図書館ポータルサイト「ヨーロピアーナ」とも連動する計画。21年には美術館の鑑賞システムとして導入する。

 国内でも大日印の「DNPミュージアムラボ」で20年秋に公開する。現地に足を運べない人にも楽しんでもらうと同時に、利用者の反応から改善点などを洗い出す。

  

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