“昭和”の記事を簡単に検索、大日本印刷などがデジタルアーカイブを作成

新聞通信調査会のウェブサイトで「同盟旬報」「同盟時事月報」公開

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新聞通信調査会デジタルアーカイブ ウェブサイト
 大日本印刷は13日、新聞通信調査会(東京都千代田区)のウェブサイト「新聞通信調査会デジタルアーカイブ」を丸善雄松堂(同港区)と共同で作成したと発表した。新聞通信調査会は同サイトを、全国の新聞社などに配信した記事を冊子にまとめた同盟通信社の「同盟旬報」「同盟時事月報」のデジタルアーカイブ(電子記録・保存)に活用する。

 新聞通信調査会が同冊子をウェブ上で公開するのは初めて。同サイトは複数ある国名表記や新聞特有の表現をグループ化しているため、検索が簡単だという。「スイス」と入力すると、当時使われていた「スウイス」と表記された資料を検索できる。

 大日本印刷は全国の大学や図書館をはじめ、新聞社や資料館などに同様のサービスを提供し、関連ビジネスを含めて2022年度までに2億円の売り上げを目指す。消費税抜きの価格は初期導入費が200万円から。辞書作成費が100万円から。運用費は月10万円から。

 同盟通信社は、共同通信社と時事通信社の前身組織として1936―1945年に活動した。同盟旬報と同盟時事月報は計225号あり、昭和史・メディアの研究資料として高い価値があるという。

日刊工業新聞2018年11月14日

COMMENT

国広伽奈子
デジタルメディア局
記者

古い資料の検索は手間がかかりますが、あらかじめ分かりやすく分類されているととてもありがたいです。古い紙の資料を多く収蔵している施設の中で、デジタルアーカイブを考えているところはどのくらいあるのでしょうか。

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