日本電産の永守さんお墨付き、モーター技術大賞に日産の主任研究員

永守理事長「全体の層を広げるための活動を続けていく」

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 永守財団(京都市南区、永守重信理事長=日本電産会長)は、モーター技術の研究者を表彰する「第5回永守賞」の表彰式を開いた。大賞に「可変磁束特性を用いた車両駆動用モーターの高効率化」に取り組む、日産自動車総合研究所EVシステム研究所の加藤崇主任研究員(写真前列中央)を選んだ。

 堀洋一審査委員長(東京大学大学院教授)は加藤主任研究員の研究を「オリジナリティーがあり、発想が面白い。将来性に感銘を受けた」と評した。今回の永守賞は6人(大賞含む)に贈られ、加藤氏以外は全員外国人。58件あった応募の半分近くが海外からで、5回目を迎えた同賞に対する国際的な認知度や、評価の高まりがうかがえた。

 永守理事長は「電気自動車(EV)やロボット、飛行ロボット(ドローン)などでモーターの需要は拡大する。一方で世界のモーター研究者の層は薄い。モーターは“産業のコメ”になる。全体の層を広げるための活動を続けていく」と力を込めた。

日刊工業新聞2019年9月10日

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