子どもがお化粧に興味を持ち始めたら!資生堂「S/PARKミュージアム」

 資生堂は、研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(GIC)」内に、「S/PARKミュージアム」を設置している。体験型のミュージアムで、スキンケアやメーキャップにどんな技術や歴史がつまっているか、楽しく学べる。名和現館長は「ぜひ化粧に興味を持ち始めた中学生の女の子と、お母様にきてほしい。将来のリケジョ候補者に、研究と化粧が密接に関わっていることを実感してもらうきっかけにもなる」と笑顔をみせる。

 S/PARKミュージアムは、GICの2階に位置する。「サイエンス&アート」「ライフオブビューティー」「イノベーションズインビューティー」「フューチャー」の4エリアで、資生堂の歴史や化粧品に活用されている技術を学べる。同社の初めての化粧品のボトルも展示されており、いかに画期的だったかを実感できる。

 特に人気を集めるのはサイエンス&アートエリア。“サイエンステーブル”が用意されており、遊びながら学べるしかけが満載だ。はちみつやすずらんなど5種類の香りを自分好みにブレンドできる装置には、多くの人が立ち止まる。

資生堂ビューティーのルーツである商品「オイデルミン」

 またライフオブビューティーエリアでは、デジタルな顔ハメが体験できる。顔を撮影すると各時代のファッションに身を包んだ自分が見られる。名和館長は「ミュージアム内で一番笑いが絶えないゾーンだ」と明かす。

 研究開発拠点内に設置された同ミュージアムは、研究者とお客さまを交流させる狙いもある。GICの久代哲之プロジェクトリーダーは「研究員には休憩時間なるべくGIC内をうろうろするようにと伝えている。お客さまが何に興味を持っているかをつかみ、役立ててほしい」と話している。

 今後、イベント開催も検討中。フューチャーゾーンを使い、子どもも楽しめるワークショップなどを開催したい考えだ。2019年4月のオープンから4カ月の新ミュージアムは、まだ進化の途中にある。

【メモ】▽開館時間=平日11時―18時、土曜・祝日10時―18時▽入場料=無料▽最寄り駅=みなとみらい線新高島駅▽住所=横浜市西区高島1の2の11▽電話番号=045・222・1604

日刊工業新聞2019年8月16日

日刊工業新聞 記者

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08月17日
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