肌に負担かけない、メーク溶かす泡の構造

資生堂が開発

 資生堂は、高いメーク落とし効果のある「バイコンティニュアスマイクロエマルション(BME)」構造の溶液を泡状にした「ハイブリッドBME」を開発した。従来難しいとされていたBME構造溶液の泡状化に成功した。また同泡は自発的にメークを溶かし出す性質があるという。肌に負担をかけない高付加価値のクレンジング製剤として、製品化を目指す。

 泡を立てる性質のあるイオン性界面活性剤をBME構造の溶液に均一に混ぜ込み、泡状にした。これまでなかった、洗浄効果の高い泡状のメーク落としを開発できる。

 BME構造は油部分がメークになじみ、親水部分が水にもなじむため、メーク落とし効果が高い。ただ、泡を壊す作用がある油性成分を含むため、泡状にするには不向きとされてきた。

 またハイブリッドBMEは、外から物理的な力をかけなくても自発的にメークを溶かし出すという。泡がはじけるエネルギーをメークを落とす力に利用している。

                  

日刊工業新聞2019年4月23日

  

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