生産追いつかない…高齢者の交通事故を防ぐ「STOPペダル」の実力
ナンキ工業が製品化
ナンキ工業(埼玉県川口市、南平次代表、048・223・6420)の「STOPペダル」が話題だ。1日2―3件だった問い合わせは、高齢者ドライバーの踏み間違えによる交通事故が社会問題化する中で、同20―30件に増えた。「(車を運転する)高齢の親を心配する一般客からの問い合わせも多い」(南代表)という。
同製品は自動車のアクセルペダルの代わりに取り付ける。強く踏み込むことでブレーキペダルと連動し、停車する。必要に応じて「加速モード」というスイッチを押すことで、ブレーキ機能を解除し、急加速にも対応できる。1時間程度で取り付けられ車検も通る。
ただ「全車種に対応できておらず、生産が追いつかない」(同)ことが課題。南代表は「交通事故を減らし、踏み間違いでの事故をゼロにしたい」と力を込める。
同製品は自動車のアクセルペダルの代わりに取り付ける。強く踏み込むことでブレーキペダルと連動し、停車する。必要に応じて「加速モード」というスイッチを押すことで、ブレーキ機能を解除し、急加速にも対応できる。1時間程度で取り付けられ車検も通る。
ただ「全車種に対応できておらず、生産が追いつかない」(同)ことが課題。南代表は「交通事故を減らし、踏み間違いでの事故をゼロにしたい」と力を込める。
日刊工業新聞2019年8月9日