交通事故予防に強い味方、ドライバー眠気予兆検知システム実用化へ

中部大学と東海理化、東海光学などが開発

 中部大学と東海理化、東海光学(愛知県岡崎市)などは、ドライバーの眠気予兆検知システムを開発した。眠気がある時は頭部の動きと眼球の動きの相関性が崩れ、反対方向に動く前庭動眼反射を捕らえ、スマートフォンを通じて表示と音でドライバーに注意喚起する。高速道路などでの実証実験を経て、2019年度中の実用化を目指す。

 同システムは眼鏡に装着する小型眼球撮像装置のカメラセンサーで眼球の動きを撮像、3軸加速度センサーで頭部の動きを検出する。スマホ用ソフトウエアで眼球と頭部の動きを解析、眠気で頭部が動いた時に視界のブレを抑えるため眼球が反対に動くのを前庭動眼反射として捕らえる。実験では人間が眠気を申告する260秒前に眠気予兆を検出した。今回開発した技術はスポーツ科学や臨床、ヘルスケア、エンターテインメントなどへの応用が見込める。

日刊工業新聞2019年1月4日

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。