所属研究者100人以上にAI教育、阪大産業科学研究所の狙い
11月にプログラム開始
大阪大学産業科学研究所(産研)は、所属する100人以上の研究者に人工知能(AI)の入門教育プログラムを11月に始める。4月設立の「産業科学AIセンター」の活動の一環。研究活動のツールとしてAI活用を進める上で、理解の底上げが必要と判断し、専門外の研究者がAIに対する正しいイメージを持てるようにする。研究や業務のどこにAIを導入するのが効果的かを判断し、専門家へ適切に相談できるレベルを目指す。
入門教育プログラムは「AIを使う第1歩」をテーマに、1講義90分で計3講義を1日で行う。産研所属のAIを専門とする教授3人が講師を務め、AIの定義や学習の仕組み、実際の運用を学べる。同様の内容で2020年度までに計3回実施する予定だ。
常勤の研究者は受講を必須とし、非常勤の研究者や技術系の職員、学生らにも受講を呼びかける。デバイスや情報、材料、量子ビーム、分子、生体、ナノテクノロジーなど多様な分野でAI導入を推進する。
従来、AIの専門家と他分野の研究者で知識の差が大きく、各研究分野へのAI導入の障壁となっていた。産業科学AIセンターは産研の各研究分野でAI活用を主導する若手研究者の育成に取り組んでおり、並行して産研全体の理解の底上げも図ることにした。
入門教育プログラムは「AIを使う第1歩」をテーマに、1講義90分で計3講義を1日で行う。産研所属のAIを専門とする教授3人が講師を務め、AIの定義や学習の仕組み、実際の運用を学べる。同様の内容で2020年度までに計3回実施する予定だ。
常勤の研究者は受講を必須とし、非常勤の研究者や技術系の職員、学生らにも受講を呼びかける。デバイスや情報、材料、量子ビーム、分子、生体、ナノテクノロジーなど多様な分野でAI導入を推進する。
従来、AIの専門家と他分野の研究者で知識の差が大きく、各研究分野へのAI導入の障壁となっていた。産業科学AIセンターは産研の各研究分野でAI活用を主導する若手研究者の育成に取り組んでおり、並行して産研全体の理解の底上げも図ることにした。
日刊工業新聞2019年8月9日